さよなら国立競技場
朝思い立った。そうだ、国立競技場最後のイベントに行こう。
と、いうことで『SAYONARA国立競技場FINAL “FOR THE FUTURE”』に行ってきました。
最後の国立競技場イベントということもあり、いつもと違う和やかな雰囲気で始まった。
サッカーレジェンドマッチ
久しぶりにラモスのプレーみました。ラモスのプレーは楽しいっす。
ゴンこと中山の得点、都並のオーバラップ、日本人プロ第一号の奥寺康彦パス。いやー懐かしい。さらに、日本鋼管 松浦、全日空 前田治、三菱重工田口光久ほんと懐かしい。
でも、一番印象に残ったのは松永さん。白の10番?誰だあのキレキレ爺さん?上手い!65歳?!あの年であの動きには参りました。リスペクト松永さん。
我が子たちはJリーグしか見たことがなくおじさんがプレーしていることにびっくり。なんでおじさんなのと不思議がってたけどね。
往年のプレーヤーによる共演はいろいろな意味で楽しい試合で終わった。
続いて、ブルーインパルス登場!
この頃には会場が満員。会場の外にも人が溢れてるようだ。
ブルーインパルスへの興味、感心の高さ。いつの間にこんなに沢山の人が集まったんだ?恐るべしブルーインパルス!!!
ただ、ちょっと残念だったのは東京国体開会式の低空飛行と比べると高度が高かったこと。迫力不足。まあ高層ビルもあるししょうがない。
でも、やっぱりカッコよかったぜ!ブルーインパルス!!!
そして、パイロットとの握手会は2時間待ちとなった。
やっぱりスゴイぜ!ブルーインパルス!!!
握手はできなかったけどペーパークラフトもらったぜ!
ありがとうブルーインパルス!!!
ラグビーレジェンドマッチ。
50代のおじさん達マッチ。予想に反して激しいプレー。こんなに激しくして大丈夫か?気合を感じるプレーの連続。40代マッチ。これまた激しいぜ。負傷者が出るほど熱いゲーム。おお、明治大吉田、永友。早稲田大堀越、今泉。頑張れ。30代マッチもまたしかり。とにかく熱い対戦だった。
沢山のメダリスト、そして、アスリートたち。それぞれの思いが交差した。東京オリンピックに出場した選手のみなさんは何を思ったのかな? ラグビー大友、サッカー北澤は何を思う?国立&北澤で思い出すのは、1991年キリンカップ日本代表対トッテナムホットスパー。日本代表が4-0でトッテナムを一蹴したゲーム。確か先制ゴールはあなたでしたよね?メインスタンドから右側。右サイドから上がったセンタリングをニアで合わせたゴール。あー懐かしい。あの時はかっこよかったぜ北澤さん!
そして、ライブ。
ピアニスト辻井伸行。心に響く『英雄ボロネーズ』。
次は谷村新司!『昴』。ライトで揺れる国立。会場が徐々に一つになって行く。『さらば〜昴よ〜』感動です。
トリは森山良子。ピッチ中央まで走る森山良子。転ぶな森山良子。そんなに走って大丈夫か?森山良子。息を切らせて歌えるのか森山良子。でも、そんな心配をよそにこれまた感動。『今日の日はさようなら』またまた揺れる国立。みんなで歌った国立。こんなの初めてたぜ国立。
国立競技場の歴史を振り返る映像と光の演出。ブラボー!!! の一言
最後にピッチに入った。
ぼくは学生の頃2度ほど国立競技場で区の陸上競技会のお手伝いをしたことがある。その時はピッチの中に入ることはできなかったが陸上トラックに入れたことにだけでも感動したことを覚えている。
あれから20年の月日がたち、最後にピッチに入ることができる。期待を胸に・・・
そんな思いをしながらピッチ向かう途中。あれ???そういえば、俺、ピッチに入ったことがあるぞ!? そうだ。ぼくはピッチに立ったことがある。選手ではなく監督として。当時指導していたチームのサッカー大会だ。審判もしたかな???
そうだ、そうだ思い出したぞ。ということは初めてではなく今回は2度目のピッチだ。と、思いつつそう言ってもこれで最後だ。楽しもう。芝はふかふかだ。気持ちがいい。この場所で幾多の名勝負があったかと思うと感慨深い。
と、ダラダラと書いてしまったがまあこんな感じでイベントは終わった。
レジェンド達に再開し若かりし頃を思い出す同窓会のような雰囲気。当時のいろいろなことを思い出した。
国立競技場は日本のスポーツの歴史の一部である。幾多の名勝負がここで行われ勝者、敗者があり、英雄が現れた。そして、その勝負にはここで観戦した一人一人の心の中に喜びや悲しみなど様々な思いを刻んできた。国立は2020年東京オリンピックに向け新たに生まれ変わる。生まれ変わってもまた、新たな名勝負が行われるだろう。国立競技場が国立競技場である限り。
ありがとう国立競技場。そしてまた会おう!その時を楽しみにして待っている。
Dajeee Jiruro!!!